1−1−2 鮎重別、漁業種類別生産高構成の変化
沿岸漁業の比重が高まってきている背景として、経年的に魚種及び漁業種類が大きく変化していることがあげられる。
【1】魚種の変化
北海道における魚種別の生産量を昭和50年以降についてみると、昭和50年にはスケトウダラが1,177.2千トンで46.1%と圧倒的なボリュームを占めていたか、昭和60年には738.0千トンで25.4%にダウンし、代わってイワシが1,238.2千トンで42.6%となった。さらに、平成6年にはホタテガイが367.5千トンで23.5%の第1位となっている。
このように、20年間に魚種は大きく変化している。
魚種別生産量構成の推移(属地)
昭和60年を100とした平成6年の魚種別生産量をみると、全魚種合計の生産量が半減する中にあって、ホタテガイ、サケ、ホッケ、イカ、マスが高い伸びを示している一方で、スケトウダラ、カレイは大幅に減少している。
魚種別生産量の伸び(H6/S60)
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